第125回エフエムあまがさき放送番組審議会議事録
1 開催日時 令和4年11月18日(金) 15時5分~16時
2 開催場所 総合文化センター7階3号会議室
3 出席者等 出席委員数 4名
出席委員氏名 久隆浩、内藤吉子、榊千波留
安田博之(敬称略、順不同)
放送局側出席者 辻本ゆかり、髙岡修司、岩崎智之
藤本邦洋、小田さゆり、長谷博行
4 会議内容
事務局:本日の出席者は委員数4名の出席で審議会は成立しております。
また、事務局6名の出席でございます。
ここからの会議の進行につきましては久会長にお願いいたします。
会 長:それでは、報告事項の「タイムテーブルについて(下半期号)」を
事務局より説明をお願いします。
事務局:前回の番組審議会で、下半期タイムテーブルの全体構成については
ご説明させていただきましたので、番組編成を中心に説明いたします。
下半期では外部制作の(CS放送)番組に9組の変更がございました。
自主制作番組では、土曜日の12時半に新番組、
「RADIO JACK! ~今日はダレの30分!?~」を新たに編成し、
生放送では金曜日の「みやけなおこのあいあいワールド」のコーナー、
「顔晴れあまっこ応援団」を出演者の都合で休止しておりましたが、
今回これを復活しました。番組編成に関しては以上です。
また、開局からのあゆみを、時事と共に振り返っております。
併せてJCBA近畿コミュニティ放送賞の受賞歴を載せております。
今回のタイムテーブルで財団の放送事業としては、
最終号となりますので「エフエムあまがさきの今後について」
と題して、ご挨拶文を掲載しました。
タイムテーブルは、文化センター館内、市民公共施設、
市内店舗等に設置する他、市内企業や他局へ送付するなど、
幅広く配布しております。以上です。
会 長:先ほど、エフエム放送のあゆみをご説明いただきましたが、
タイムテーブルを始め、色々な資料がおそらくストック
されていると思いますが、このあたりの取扱いは、
今後どのようにされる予定ですか?
事務局:財団の事業としてやってきましたので、内容によって
保存期間が定められておりますので、それに従って、
保管していくことになります。一部につきましては、
地域研究史料館が尼崎の歴史やそういったものについては
収集しておりますので、相談させていただいて必要なものに
ついては併せて保管していただく資料もあるかと思います。
会 長:どうしてもこういう貴重な資料が散佚してしまう
危険性があるので、先ほどお話いただいた様に、
市立であれだけ立派な歴史博物館を持っているのは
尼崎の財産かなと思いますので、そこのところに保存していただいて、
何か振り返る時には使えるような形にしてもらえればと思います。
委 員:私も地域史料館を見てて思いますのは散佚している資料が多くて、
バラバラになっている、よそ様もそういう事が多くて、
その時は大したことのない資料なのに、後になって保存しておけば
良かったなという資料が多くあります。一連の資料について
必要か不要か、一度検討してもらえればいいと思います。
会 長:続いて、報告事項の二つ目「JCBA放送賞の参加について」を
事務局より説明をお願いします。
事務局:JCBA(日本コミュニティ放送協会)近畿地区協議会が主催する
放送賞の審査会・表彰式が11月25日に白浜で開催されますので、
当局も参加いたします。近畿には29局加盟しております。
今回で24回目の実施となりますが、今回の賞は令和3年度中に自局で
制作・放送した番組が対象で、情報・教養番組部門、娯楽番組部門、
特別番組部門、CM部門、放送活動部門の5部門があり、
今回当局からはCM部門以外の4部門に番組をノミネートしました。
放送活動部門以外は各局にて事前審査ですが、放送番組部門は
当日の審査会で活動内容をプレゼンする機会があり、
その場で各局と外部審査員が参加して審査します。
会 長:次回、良い報告が聴けるように願っております。
次に、報告事項三つ目「放送事業の承継希望団体について」を
事務局より説明をお願いします。
事務局:前回の番組審議会で、エフエムあまがさきの承継を希望している
団体と協議をしていることをご報告させていただきましたが、
その後の進捗状況ですが、9月末に近畿通信局へ承継に関する
相談に団体の方と行ってきました。丁寧にご対応いただき、
放送局を運営するにあたり、運営体制、人員、資金面、事業計画など
しっかり整えてくださいと、アドバイスをいただきました。
基本、承継に係る申請手続きなど全てその団体で行うことになります。
財団としては承継に係る事務がスムーズに進むよう出来る限りの
アドバイス等をして参りたいと思います。
また、進展等があれば次回報告させていただきます。以上です。
会 長:次に議事事項に入らせていただきます。
今回は「番組の試聴」です。事務局より説明をお願いします。
事務局:今回は、新番組「RADIO JACK! ~今日はダレの30分!?~」を
試聴いただき、感想やご意見をいただきたく存じます。
時間の都合上、30分の番組を12分程にまとめております。
番組内容については、藤本よりご説明いたします。
事務局:「RADIO JACK」の応募状況としましては、全26枠の放送枠のうち
23件の応募をいただき、残りの放送枠が3件となりましたので、
こちらが決まり次第応募を締め切ります。
放送は10月からスタートしておりまして、本日お聴きいただくのは、
11月5日に放送されました第6回RADIO JACK
「ユウとトモヨの慣れていってほしいラジオ」です。
こちらは言語障害を持つ二人がメインMCを担当した番組で、
出演は尼崎市の東園田でヘルパー派遣事業を行うNPO法人「月と風と」
代表の清田さん、「月と風と」が運営するチャリティーショップで
働いている、言語障害を持つ、ゆうさんとともよさん、そして、
ゲストにエフエムあまがさきパーソナリティの武田康子さんの4名で
お送りした番組です。どうぞお聴きください。
~番組視聴「RADIO JACK!~今日はダレの30分!?~」11月5日放送
『ユウとトモヨの慣れていってほしいラジオ』約12分
会 長:ご意見ございましたら宜しくお願いします。
委 員:こちらが、凄く真剣に聴いてしまう、ものすごく良かったです。
聴き流しではなく、心に入って聴けるなという感じです。
委 員:「慣れていってほしいラジオ」というタイトルは
どなたが付けたのですか?
事務局:NPO法人代表の清田さんです。番組で清田さんが、
「障害者の方と付き合っていて思うのは、慣れやと思います。
最初分かりにくくてもだんだん慣れて理解できるように、
会話もスムーズにいくと、伝わるようになれば相手も
いっぱい話してくれる、いい循環が生まれる。
慣れていくのが大事だと思います。」と言われていたとおり、
それは清田さんが経験されてきたことなのだと思います。
実際に私もディレクターとして収録に立ち合いましたが、
だんだんと最初より言葉が入ってくるんですね。
当たり前のように聴こえてきました。
委 員:正にそんな感じで、パーソナリティをしている
私からすると衝撃的で、ハッキリと話すとか活舌よくとかとは
逆になりますが、慣れていったら、ゆうさんの方は声に笑いが
あるようなお声で、気持ちの良いお声で、
なんだか桂枝雀さんのような味のある方だと感じました。
いい意味で衝撃的でいいなと思いました。1回番組ですよね?
事務局:はい。ですが、ゆうさんはこの放送の翌週、
別のイベントの告知で生放送にも出演いただきました。
そこでも、しっかりとお話されていました。
委 員:こういうコーナー自体があっても良かったのにと
思いましたが、今回番組に出来て良かったです。
委 員:とても良い時間でした。
委 員:私も皆さんと同じで、すっと入ってきたなという感想です。
すごく自然でリラックスされて、楽しそうな感じが伝わってきました。
委 員:各地域にいろいろな方言があるように、障害ではなくて
言葉の違いかもしれないと思いました。
委 員:番組の中でも「何故しゃべりにくい」かを
話していましたが、本当にすれ違うだけの関係だったら、
「あの人言葉が聞きとりにくいわ」で終わるのだけれども、
口を閉じる力が弱いとか、舌を上あごにつける力が弱いとかと
いう話を聞くと、ひとつ理解が出来たら、
ゆっくり聴いてみようとか考えてみようと思いました。
会 長:試聴させていただいて、パーソナリティの武田さんと清田さんが
リードしようとされていましたが、最後の方はゆうさんとともよさんの
ペースに巻き込まれていったというところもあり、
非常に面白いなと思いました。皆さんが先ほどから言われている
ように、普段からこういう番組があってもよかったですし、
こういった方々がもっともっと表舞台に立てるような
場面がエフエム以外でもあればいいなと思いました。
本日の議事事項は以上ですが、他に何かありますか?
事務局:次回の番組審議会は令和5年1月24日火曜日に
総合文化センターミーティングルームにて
予定しておりますので宜しくお願いします。
会 長:本日はこれで閉会させていただきます。ありがとうございました。
以 上