第111回エフエムあまがさき放送番組審議会議事録
1 開催日時 令和2年3月19日 木曜日 14時00分~15時10分
2 開催場所 尼崎市総合文化センター3階ミーティングルーム
3 出席者等 委員総数 7名
出席委員数 6名
出席委員氏名 吉村 稠、島田 力、目澤 隆治、高島 隆子、橋本 美和子、五位塚一恵
放送局側出席者 松原副理事長、中浦常務理事、髙岡事務局長、岩崎課長、楠見
4 議事概要
- 第110回議事録の報告について
- 阪神間 コミュニティFM4局共同制作特別番組
「阪神淡路大震災から25年-知ってみよう!考えてみよう!-」について
3. その他
【審議内容】
委員 :第110回議事録について、委員に確認しましたが、ご異議もないので承認します。
委員 :阪神間 コミュニティFM4局共同制作特別番組
「阪神淡路大震災から25年-知ってみよう!考えてみよう!-」
について、事務局に説明を求めます。
事務局:今年1月17日が阪神淡路大震災から25年ということで、阪神間コミュニティ放送局、エフエム宝
塚、エフエムいたみ、さくらFM、エフエムあまがさきの4局で特別番組を制作し放送しました。
なお、震災から20年の時は、エフエムあまがさきを拠点として、他3局が機材を持ち寄り、4局同
時生放送を行いましたが、かなり経費も手間もかかりその反省を踏まえ、1時間の特別番組を1月17
日に、放送時間は各局の都合に合わせたものとし、エフエムあまがさきは22時30分から23時30
分まで放送しました。
企画趣旨としましては各パーソナリティが他市を取材し、例えば尼崎市築地にある会社の液状化に
ついてなどをエフエムいたみのパーソナリティが取材し、伊丹市では想定できない事を取材できた
どの意見がありました。本日は、特別番組のオープニング、尼崎市の取材、エンディングをまとめ
た音源をお聴きいただきご審議いただければと思います。
~音源試聴~ (約15分)
委員 :冷静に社長がお話しされていたが、当時が大変だったことを思い出しました。
委員 :築地地区は大変な状況で、仮設住宅におられた当時の社長にお伺いしたことを思い出す。
現在の社長は、商工会議所青年部の副会長をされていたこともあり、簡潔にお話しされていた。
委員 :震災の直後から新聞などに目を通すと、築地地区は不安だとか危険だとか等の印象しかなかった
が、実態をお聴きして紙面との差を感じたし、具体的でありびっくりしている。
この放送後リスナーからの反応はありましたか。
事務局 :あまり反応はありませんでした。
委員 :築地地区は被害が大きいという直後の話しか知らず、その後の復興にかかる経過について、住民
たちの団結した取り組み等、音源を聴いて理解できた。
紙面媒体とコミュニティ放送との違いを痛烈に感じた。
委員 :経験している人は良くわかると思う。経験をしていない若い人にも聴いてもらいたい。
事務局 :私の実家が神戸で、具体的な内容の放送をお聴きして、当時のことを思い出しました。
委員 :目的のしっかりした放送なので、放送後の4局におけるリスナーの反応や放送内容の検証は行っ
たか。
事務局 :放送後4局で集まったというのはないが、各局ともいいものをお伝えできたということで一致し
ています。
委員 :放送局の使命として行っているので、震災を風化させないため、今後も行ってほしい。
事務局 :リスナーに聴いていただくというのが最大の狙いですが、阪神間の4局が共同で番組を制作し放
送すれば、対象リスナーの人口でいえば神戸市民200万人に匹敵するものです。
今後も4局がまずつながる、つながって一つのものを発信していきたいというのが4局が一致した
意見です。
しかしながら、4局それぞれ忙しく共同作業についてはなかなかできていない実情があります。
委員 :今後もこうした番組を制作し、番組放送後のリスナーの反応を検証し次に備えていただきたい。
その他事務局からの願いします。
事務局 :新型コロナウイルスについてエフエムあまがさきでも尼崎市のホームページからの情報をもとに
毎日生放送で発信しています。
委員 :以上で放送番組審議会を終了します。
以 上