第105回エフエムあまがさき放送番組審議会議事録
1 開催日時 平成31年3月14日 木曜日 14時00分~15時30分
2 開催場所 尼崎市総合文化センター3階ミーティングルーム
3 出席者等 委員総数 7名
出席委員数 6名
出席委員氏名 吉村 稠、島田 力、高島 隆子、目澤 隆治、橋本美和子、
五位塚一恵
放送局側出席者 松原常務理事 髙岡事務局長、疋田放送局長、楠見担当
4 議事概要
⑴ 第104回議事録の報告について
⑵ 「平成学生落研列伝」について
⑶ その他
【審議内容】
委 員 :吉村委員長が少し遅れるということなので、私がその間代行して議事を進めます。第104回議事録について委員に確認しましたが、ご異議もないので承認します。
委 員 :「平成学生落研列伝」について、事務局に説明を求めます。
事務局 :「平成学生落研列伝」ですが、昭和通二丁目ラジオ月曜日の大川亭さくらさんのコーナー番組 です。桂米朝が活躍した尼崎の市内各所で落語の催し物が開催され、落語を身近に感じる尼崎で、落語の楽しさを伝え広めて行くことをコンセプトにスタートしました。本来のコーナーは、昭和のお笑いを彩った芸人にスポットを当てた「昭和お笑い芸人列伝」ですが、月1回このコーナーを尼崎市主催の学生落研選手権で大賞を受賞された方をゲストにしたことをきっかけにパーソナリティと学生との年齢差のキャッチボールの妙味ということで、その音源をお聞きいただきます。
~音源試聴「平成学生落研列伝」(約15分)
委 員 :放送をお聴きいただいたのですが、感想、意見をいただけますか。
委 員 :全体を聞いていて、テーマや番組の狙いがわからない、伝わってこないので、ただ単なる内輪話になってしまっている。狙いはなんでしょうか。
事務局 :当初より昭和のお笑い芸人を取り上げて放送をしていましたが、それだけでは物足らないので、学生の方をゲストに入れて月1回放送しているものです。尼崎ではいろんなところで落語を取り上げていますし、また、アマチュアを取り上げています。尼崎市が平成学生落研選手権を開催していますので、これを広めるということではいいのでは、ということでスタートしました。
委 員 :ジャズでもクラシックでも演奏の全部ではなく、いいところを3分ずつ放送しても1つの番組ができると思う。聞き手を飽きさせない構成をしないと、チャンネル権は聴取者が持っているので、それを意識して番組を作ってほしい。
委 員 :大川亭さくらさんの大阪のおばちゃん的な掛け合いは、面白いと思いました。この会議では、意見を述べるために集中して聴いていますが、実際は家事などをしながら聴いているので、もっと楽に聞き流せると思いますし、時々くすっと笑える話術を持っている方なので若い出演者を上手に導いているなと感じました。
委 員 :この方々は、楽屋落ちという言葉を知らないのだと思いますが、昔の芸人は自分たちの楽屋であったことなどは、表では話さなかった。楽屋の中の話は、自分たちだけの世界なので、落研の選手権をもっと広めたいのであればその意図が伝わるように話をもっていってほしい。
事務局 :委員の意見は、的確で、3分という数字は、公衆電話は昔3分10円で、ボクシングも1ラウンド3分です。これは人間が我慢できる時間が大体3分で、それを超えると長いと感じるので、ラジオはそれを念頭に置いて番組構成を考えるべきですね。さくらさんは、関西弁のおばちゃんにしては、しゃべり方がけたたましくないからいいと思いました。今テレビのニュースでも時間の制限があるのか、やたら話すスピードが速いと思う。聞いていて、映像がない分テンポもいいなと思いました。
委 員 :話題とか話材は自由であってもいいけど、15分間で何を伝えようとすることだけは、明確に伝わらないと、ただ雑談を聞かされたということになったら聴き手も面白くないと思う。今日、聞いた分では伝えたい部分が抜けていたように思う。ただ、お二人の掛け合いの間合いというのは良かったので、耳障りということはなかった。ただ、延々というのは楽屋落ちになりますから、構成を考えたほうがいいと思う。
委 員 :テンポが良くて聞き心地は良かったので、落語に興味のある方は聞こうかなと思う。ただ、落語の事がわからない方は、内容がよくわからなくて、いったい何を言いたいのかということになったと思う。「この落語の内容は、こうですよね。」というような説明が少しあったら、知らない方でも聞けると思う。
事務局 :今日いただきましたご意見を検討いたしまして、聴取者に趣旨をご理解いただけるとともにもっといい番組にしていきたいと思います。
事務局 :1月から売り枠の新番組が金曜日の13:00の時間帯で始まっています。
また、木曜日、土曜日の19:20から音楽番組が、木曜日の22:30からお笑いのトーク番組がそれぞれスポンサー付きの新番組として4月からスタートします。
委 員 :以前、確定申告の開始日が全国一斉ということがわかってなく放送していた。途中で訂正をしていたが、重要なことは下調べをして話してほしい。
事務局 :誤った読み方や情報を話すことはありますので、生放送中はスタッフ全員で検聴しており、その都度、訂正しています。今後も話す内容については事前に調べるように周知します。
以 上